漢方や鍼灸で改善する

薬を服用する事に抵抗があり、PMSに悩まされている人は漢方薬や鍼灸がおすすめです。
漢方は、東洋医学なので日本人の体質と合っていると安心していると思いますが 自分のPMSの悩みや体質に合ったものではないと改善は難しいかもしれません。

漢方薬や鍼灸の効果や副作用や種類について説明します。
あなたの悩みと体質に合った漢方薬の薬効、鍼灸のツボを見つけてくださいね。

漢方薬は女性の味方

漢方

漢方は、日本の気候や生活に根付いた「日本独自の医学」で、昔から「漢方薬は女性の味方」と言われています。漢方の考えでは、「気(き)・血(けつ)・水(すい)」というこの3つの要素で構成されていて、互いに影響しあいながら心身のバランスを保っていると考えられています。

・気(き)…大気や食物から取りこむ生命活動エネルギー
・血(けつ)…血液によってめぐらされる栄養素や酸素
・水(すい)…血液以外の体液

気の不調 血の不調 水の不調
「気虚」 無気力、疲労感、だるさ、食欲不振

「気滞・気うつ」 頭重、のどが詰まった感じ、息苦しい、お腹が張る

「気逆」 のぼせ、動悸、発汗、不安感
「お血」 月経異常、便秘、肩こり、お腹の圧痛、色素沈着

「血虚」 貧血、皮膚の乾燥、脱毛、血行不良
「水毒・水滞」 むくみ、めまい、頭痛、下痢、排尿異常

漢方では、「証(しょう)=その人の状態(体質・体力・抵抗力・症状の現れ方などの個人差)をあらわすもの」と「気・血・水」を診て何を処方するかを決めます。この時に行われるのが、「四診(ししん)」といって、「望診(ぼうしん)」「聞診(ぶんしん)」「問診」「切診(せっしん)」という独自の診断をもとに漢方薬を選びます。


当帰芍薬・加味逍遥散・桃核承気湯・桂枝茯苓丸

PMSでは、この3つの「気・血・水」の全てのバランスが崩れた状態なので、これら3つの症状が複合的に起こっていると考えられています。特に「気」と「血」の異常なので次のような生薬が使用されます。


理気薬(気をめぐらす生) 柴胡、枳実、陳皮、半夏、厚朴、香附子など
活血薬(血を流す生薬) 当帰、芍薬、川キュウ、牡丹皮、紅花、田七人参、延胡索など

これらの生薬が使われた漢方薬がこちらです。


PMSで処方される漢方薬の種類


漢方薬名 薬効
桃核承気湯
(とうかくじょうきとう)
便秘症、月経困難症、月経不順、月経時や産後の精神不安、更年期障害、帯下(おりもの)、頭痛、めまい、肩こり、腰痛、にきび、しみ、湿疹、便秘、冷え、のぼせ、月経不順、月経困難症、腰痛、精神不安、興奮、頭痛、肩こり、めまいなど
桂枝茯苓丸
(けいしぶくりょうがん)
月経障害(月経困難症、月経痛、月経不順)、更年期障害(頭痛、めまい、のぼせ、肩こりなど)、打撲傷、冷え症、しもやけ、しみ、肩こり、めまい、頭重、痔、じんましん、肩こり、めまい、のぼせ、頭痛頭重、足冷え、下腹部の膨満と圧痛、月経障害、更年期障害など
加味逍遥散
(かみしょうようさん)
更年期障害、血の道症、冷え症、月経不順、月経困難症、不眠症、軽症うつ状態、肩こり、めまい、頭痛、動悸、不眠、精神不安、更年期、月経障害など
当帰芍薬散
(とうきしゃくやくさん)
月経不順、月経痛、月経困難症、不妊症、習慣性流産、産後・流産後の不調、更年期障害、貧血、めまい、むくみ、倦怠感、頭痛、腰痛、足腰の冷え、にきび、しもやけ、しみ、慢性腎炎、筋肉が弱く、足腰が冷えて、むくみやすい、貧血、婦人科疾患(月経障害、不妊症、更年期障害など)、疲労倦怠、めまい、頭重、肩こり、腰痛、動悸、痔など

病院で漢方を処方してもらう

漢方薬を処方するのは、西洋医学を十分に習得し、内科、外科をはじめ小児科、産婦人科、整形外科、皮膚科、眼科、耳鼻科、精神科など西洋医学の専門分野、更に漢方医学についても修得した医師の事です。 つまり、西洋医学と漢方医学の両方を学んだ専門の医師の事を漢方専門医といいます。漢方専門医は、両方の視点から患者に合った漢方薬を処方します。

2015年2月現在、148処方が厚生労働省に承認されて健康保険が適応されて「医療用漢方薬剤」と呼ばれています。 病院で処方される場合は、1~3割負担で処方してもらう事ができます。ただし、自由診療で漢方薬を処方している医院もあり、そのような場合は健康保険がきかないので全額患者負担になります。また、薬局で処方箋なしで購入する場合も健康保険はききません。

漢方薬は高い?

「漢方薬は高いのでは?」というイメージがありますが、考え方によっては普通の薬よりも安いこともあります。 例えば、風邪をひいた時に処方される薬は、解熱剤、咳止めの薬(鎮咳薬)、痰を切る薬(去痰薬)、細菌を抑える薬(抗菌薬)、胃薬…と沢山の薬が処方されますが、漢方薬だと1剤で済みます。このような時は、漢方薬のほうが安くすみます。

市販でもあるPMS治療薬<漢方薬>

PMS治療に漢方薬が使われる場合もあります。漢方薬は、即効性はないので効果が感じられるまでに数週間から1ヶ月以上かかることがありまが、ピルに比べて身体への負担が少ないので、ピルの副作用が気になる方にオススメです

命の母
ホワイト
(価格)
360錠/4,320円
180錠/2,400円
84錠/1,100円
(用法)1回4錠、1日3回服用
(効果・効能)月経痛、月経不順、ヒステリー、腰痛、頭痛、貧血、冷え症、血の道症、肩こり、めまい、動悸、こしけなど
特徴 ・生理、妊娠、出産などで女性ホルモンや自律神経のアンバランスによって起こる症状を改善する薬
・11種類の生薬が血行を促し体を温めることで生理時の痛み(生理痛)や頭痛、腰痛やイライラなどの心身不調や生理不順、冷え症などを改善
副作用 (皮膚症状)発疹・発赤、かゆみ (消化器症状)胃部不快感、食欲不振、吐き気、便秘、はげしい腹痛を伴う下痢、腹痛

鍼灸

お灸東洋医学においてPMS(月経前症候群)は、ホルモンバランスの乱れが大きな原因だと考えられています。全身の血液循環を良くするために滞りのあるツボに鍼灸治療をします。PMSで処方される薬の副作用によって、むくみや冷え、胃痛、精神的にバランスが崩れるといった症状がみられた時は、お灸で全身を温めて身体の緊張を解きほぐして血液循環を良くします。 東洋医学では、「腎」の作用が弱まると生殖器系の働きが弱まり、心と体がストレスに対応できなくなると考えられています。弱っている「腎」を元気にするツボを選んで治療します。

 
場所効果
効果
気海
(きかい)
身体の中心上でおへそから指2本下がったところ 下腹部痛、月経不順、月経困難症、月経前症候群(PMS)、不妊症、子宮内膜症、子宮筋腫、自律神経失調症、虫垂炎、ED、早漏
血海
(けっかい)
膝蓋骨の内側、上端角から指幅3本ほど上がったところ 骨盤内の血の滞りを取り除いて血行を良くする
三陰交
(さんいんこう)
内くるぶしの中心から、指幅4本あがったところ 内くるぶしの中心から、指幅4本あがったところ 身体の冷えを取り除く

体質の改善をはかるために、自律神経や内分泌系の機能を調節する根本的な治療、改善、予防に対処する治療を同時に行います。

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